子どもを育てるって大変。
子どもの手が離れるまで誰もが何度もそう思いますよね。
「子育てのストレスは宇宙飛行士のストレスに匹敵する」と言う記事をみつけた時
どこか ほっとしたのを覚えています。
以前 古くからの友人の牧師を生業とされている子育て真っ只中のお父様がいらっしゃいました。
日本語を勉強中のアメリカ人の奥様のフォローと ちいさなお子さん3人の子育てを
一手に引き受けていらして さぞかし大変だろうと思っておりました。
そんなある日 道端でばったりお会いした際に
「聞いてくださいよ~。昨日子どもたちが遊んでいる部屋があまりにも とっちらかって
いたからさぁ~ 汗かきながら必死で掃除機かけたのよ。 きれいになった~と
思って振り返ったらさぁ 一瞬にして元通りになってたの! もうこれはさぁ
ゴミ吸い取るより 子どもたち吸い取った方が早いんじゃないのぉ~」
と 疲労感たっぷりに でも ユーモラスにこぼされていた愚痴も忘れられません。
神様にお仕えするお仕事をされている牧師さんにでさえ こんな事を言わせてしまうほど
大変な子育て。そして牧師さんから放たれた言葉とは思えない言葉にも
〝こんな事を言ってもいいんだ” と思ってほっとしたのを覚えています。
当時 私も子育て真っ最中。
ほっとした と言うことは
〝大変なのは私だけじゃないんだ” 〝わかってくれる人がいるんだ” って思ったから。
共感してもらえる。共有してもらえる。
それだけで ほっとしたり 肩の力を抜く事ができるんですね。
ちいさな赤ちゃんの時は 泣き声ひとつに あーかな こーかな と心配したり不安になったり。
思うようにすすまないミルクや 離乳食に悩み 体重の増減に一喜一憂。
少し大きくなって 自我が芽生えてくると イヤイヤ期。お着替えひとつで大騒ぎ。
兄弟がいれば それぞれとの兼ね合いに憔悴。
もっと大きくなれば お友だちとの関係や お勉強の出来具合の心配も増え
そのうちやってくる反抗期には 言葉をかけても無視されたり
会話と言えば 日常に必要な最低限の単語のみ。
大変さばかりに目を向けて つらつらと綴ってみましたが
それでも!やっぱり子どもは可愛い!
楽しい事も 嬉しい事も大変な事の倍以上!
理屈抜きで 愛おしいから 可愛いから がんばれる ですよね。
誰かと子育ての愚痴を言い合える機会もなかなか取れない忙しい日々。
もうっっ!!って吐き出したくなったり泣きたくなったりする時もあります。
切羽詰まって どうしようもない時はいつでもお声をおかけくださいね。
毎日 お仕事に子育てに おうちのことに
本当にお疲れ様です。
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